第44回 烈々たる祈りと勇気と勢いで

 

 毎日、わが友の奮闘を聞くたびに、私の胸は熱くなる。
 広宣流布の戦いは、皆が幸福になるための戦いだ。
 「いかなる事ありとも・すこしも たゆ(弛)む事なかれ、いよいよ・はりあげてせむべし」(御書1090ページ)
 この御聖訓のままに進むのだ。負けじ魂を燃やして!
 戸田先生は人生に勝つ急所を、こう教えてくださった。
 「自分が変わり、自分が成長し、自分が責任を持てば、一切に勝利できるのだ。
 要は自分だ」と。
 人ではない。自分が壁を破るのだ。断じて悔いを残してはならない。
 戦いにあって最も大事なことは、人の心をつかむことである。
 人の心を動かし、とらえるものは、策でもなければ、技術でもない。ただ誠実と熱意によるのである。
 いかなる人も、広宣流布の味方に変えてみせる!──この烈々たる祈りと勇気と勢いで、栄光の歴史を開くのだ。
    *  *  *
 縁する全ての友、そして、一緒に戦う同志の幸福を祈り抜き、尽くし抜いていく。それが創価のリーダーだ。
 わが友が、一生涯、幸福な人生を歩めるように──私はいつも、そういう思いで、祈りに祈り、励ましてきた。
 皆が最高の信心の思い出を刻める前進であっていただきたい。
 団結こそ勝利である。
 どこまでも、心を合わせ、祈りを合わせて、仲良く進むのだ。
 皆、素晴らしい人生を!
 共に勝利の万歳を!
 後世の人から讃えられる金字塔を!