牙城の輝き

     
           山本伸一

君は
広布の牙城を護りゆく
若き正義の英雄!
君は
広布の牙城会!
君は
創価の牙城会!
今日も勝利と防衛のために
希望を胸に戦いゆく、
若き人生の姿は壮麗!
皆が
多くの広布の戦士を護り
休むことなく
「心配するな!
 わが広布の城は
 私たちが護る」と。
その爽やかにして
健やかな眼差しが尊い
沈みゆく
残照の時間を走りに走り
わが広布の陣地に
たどり着く君の姿よ!
正確な君たちの活動に
無数の広布の戦士たちは
何ものにも束縛されず
限りなく崇高に
戦いを開始する。
君たちの護りによって
そこには
胸を塞ぐ痛みもなく
荒れ果てた社会に起こる
受難もなく
常に
歓喜と希望と健康の
前進ができる。
君たちの
真実の力と心が
初めもなく
終わりもなく
私たちを護ってくれる。
いかに
わが身を剥ぎ裂かれようとも
同志を護りゆく
君たちの
かけがえのない
尊き使命の宝の行動よ!
有限の中を
君たちは
無限の力と心で
励み続けてくれているのだ。
外側から
力を加えるだけでなく
生命の内心から
安全と無敵の力を
回転させゆく
原動力となってくれる。
おお牙城会!
「牙城」とは、
中国の言葉だ。
「大将軍が指揮を執る
 本陣」の意義である。
大将軍の城には
「牙旗」と呼ばれる
大いなる旗が翻っていた。
その旗先には
敵を討ち倒す
断固たる闘志を漲らせて
象の牙が
掲げられていたのだ。
蓮祖大聖人は
御聖訓に仰せである。
「軍には
 大将軍を魂とす」
天台大師は
摩訶止観に記された。
「城の主 剛ければ
 守る者も強し」
牙城会の日 万歳!
牙城会の勝利 万歳!
牙城会の七万の友の
牙城の生命の城があるかぎり
創価の太陽は
永遠に栄えゆかなむ。
創価の陣列に
栄光あれ!
創価の城に
勝利あれ!
創価の牙城よ
永遠に輝け!
 二〇〇三年九月一日
 「牙城会の日」を記念して
      世界桂冠詩人