2000-01-01から1年間の記事一覧

185 創立70周年を記念して?

七十周年の「創立の日」を前に、師・戸田先生の「人間学」、また「生命学」の一端にっいて、引き続き、紹介させていただきたい。 ◇ 「性格」という命題にっいて、先生は言われた。「人間の性格というものは、直らない。川の流れる道筋が変わらないように、性…

184 創立七十周年を記念して? 師・戸田先生の思い出

戸田先生は、厳しく指導された。「人事と金銭は、絶対に正確にして、問題を起こしてはならない」と。 ともあれ、「組織を利用し、皆から顰蹙を買うような問題を起こす幹部は解任せよ」と叱咤なされた。 組織を利用し、自分中心主義で増上慢になり、純真な方々を騙し、攪…

 永遠平和の原点・広島 希望の世紀へ 人間勝利の讃歌を!

 永遠平和の原点・広島 希望の世紀へ 人間勝利の讃歌を!

159 蓮祖の御入滅 

/ 大難を超え 燦たる太陽の如く 「数知れぬ、悪意の波、また中傷の波があれども、断じて屈するな!」とは、戸田先生の強い指導であった。「広宣流布」は、順風満帆、思いのままにいくと考えたら、間違いである。あらゆる大偉業もまた、同じ方程式である。 …

148 2000年5月3日

二〇〇〇年五月三日は、晴天であった。 日本各地が晴天であった。 あちらこちらに見える緑の木々の香りがすばらしかった。 朝起きると、妻が真っ先に、「今日は晴天ですよ」と言った。私は嬉しかった。 妻が「日本中、世界中の学会の皆様が、晴天を祈ってく…

147 法悟空 先駆の港・横浜

進め!波越え 希望の海へ 師弟の心は いかなる嵐にも不動 一九七九年(昭和五十四年)の五月三日、木曜日であった。 私は、会長の”辞任式”となった、創価大学の中央体育館での本部総会を終えて、まっすぐに、横浜の神奈川文化会館に走った。 そして、この訪…

146 晴れ渡る5月3日

場内から、身震いするようなうねりの音が聞こえてきた。 もう一度、また、もう一度と、吹き鳴らしゆく音楽隊の大演奏が、巨大な日大講堂を揺り動かしていった。 一九六〇年(昭和三十五年)の五月三日、第三代会長の就任式である。 皆が、未来を見つめ、高鳴…

142 臆病と戦え 慢心を破れ!

私たちの「五月三日」がやって来た。 世界中の同志が胸を張り、歓喜に沸騰して迎えるこの日は、皆のいっさいの夢が成就し、千万の小さな太陽が勝ち誇ったように輝き渡る日である。 私たちは知っている。 仏法とは、永遠に「仏」と「魔」の闘争であることを!…

140 「4・2」と広布の誓い

今年も、信濃町の学会本部前の「青年桜」が満開になる季節となった。 桜を思うころになると、四月二日が巡ってくる。 人間は、最も深く自身にかかわった、重要な人の死に直面し、その遺体を見つめた時、悲しみ、奮起し、無限の覚悟を決めるものだ。 四十二年…

135 創価の戴冠式「3・16」

私は、身動きもせず、未来を見つめていた。 しかし、わが人生の師たる戸田城聖先生の衰弱の姿を見て、過去からの憂愁と危惧が破裂したように、計り知れぬ激痛が私の心のなかに走った。 この輝かしい春の日に、なぜか私には、雲が低く降りてきて、心が沈み、…