学生部21世紀伸一会
―その使命は、圧倒的拡大と師の構想を為し遂げる実力ある人材の輩出だ

◇古瀬21世紀伸一会委員長
1993年、嫉妬に狂う宗門の鉄鎖を断ちきり、日寛上人書写の御本尊の授与が開始された。翌年の3・16広宣流布記念の日に結成の淵源を持つ21世紀伸一会。その使命は圧倒的拡大と、師の構想を成し遂げる実力ある人材の輩出だ。

毎月の指導会では、歓喜にあふれ、われさきにと弘教の報告をする友の声が響きわたる。

「学会こそ、仏意仏勅の団体である。その一切を私から受け継ぎ、担いゆく師子こそが、『伸一』の名を冠する皆さんなのであります」

師の渾身の激励に、一人ひとりが「21世紀の山本伸一」として、一騎当千の人材へと力強く成長を誓う。

病気に挑む強い心で弘教を(21世紀伸一会13期・山下さん)

眼球がふくれあがり、視神経を圧迫し、やがては失明につながる「緑内障」。検査を終え、元の視力が回復することはない、と医師が告げた。私は、眼前がまさに闇に閉ざされたように感じました。

そんな私を支えてくれたのが、学生部の先輩でした。「この信心で宿命転換をしよう!」との励ましに触れ、真剣に唱題や学会活動に挑戦し始めました。

しかし、病状は悪化する一方でした。昨年の夏には、左目の視野が急激に狭くなり、急きょ手術をしました。手術は成功したものの、それは症状を抑え失明を防ぐためのものでした。症状次第では、再度の手術の可能性もあるとのことでした。

「仏法に不可能はない! 必ず左目の視力を取り戻す」と再び決意を固め、友人への仏法対話に挑戦しました。

「病気でつらい時も、題目を唱えると心に希望があふれてくる。仏法の偉大さをいっしょに実感してほしい」 ……苦しい闘病生活を通して得た確信をこめて語りぬきました。

同じ大学に通う友にも積極的に対話し、ある友人が継続的に唱題することを約束しました。さらに対話を重ね、学会理解を深めた彼は、晴れて御本尊を受けました。

21世紀伸一会の一員として、広布に生きぬく人材へと成長していきます!

学生部誓城会
―すべてのメンバーが、師の心をわが心として、勝利の青春を歩む―

◇中山誓城会委員長
「21世紀の大指導者に」。師の万感こもう励ましを胸に、さわやかな声と姿で、本部に訪れた会員を迎える誓城会。1977年に「学生部創価班」が結成。陰に徹する戦いで、無事故の会合運営に務めた。その後、師の期待あふれる「誓城会」という名をいただき、すべてのメンバーが、師の心をわが心として、勝利の青春を歩む。月1回の指導会では、会員奉仕の精神を学び、着任時の一切無事故を誓いあう。

◇多くの友と語り3人が入会(誓城会22期・平形さん)

学会創立80周年への5年間は、100年に匹敵する大事な時である。年頭、こう呼びかけられた師の期待に、行動と結果でこたえようと、折伏に挑戦しました。

多くの友人を本部幹部会の衛星中継行事や、学生部の会合、また地域の座談会に誘い、何度も対話の機会を持ちました。時には、別の宗教を持つ友人との対話を重ねることもありました。

湿れる木より火を出し乾ける土より水を儲けんが如く強盛に申すなり(御書1132- 10呵責謗法滅罪抄)

日蓮大聖人の確信あふれる御聖訓に「必ず友人と幸福の人生を歩もう」と、懸命に唱題に励みました。「どんな状況にも決してあきらめない」との思いで語りぬいた結果、地域の方の協力もあり、2月に友人へ御本尊授与を行うことができました。

その後も、誠実に確信をこめて語り、二人の友人が入会を決意しました。青年の月、3月には、本年3世帯目の弘教を実らせることができました。師と心を合わせた御本尊への誓願の祈りこそ、勝利の原動力であると確信しています。

私の言葉を信じ、決意を固めた友人とともに、人間革命に挑み、仏法の偉大さを自らの姿で示していきます。誇りある誓城会として、師のもとで自身を磨き、師弟不二の生涯を貫いていきます。











学生部本部牙城会
広宣流布の牙城を守る人材育成の組織、「信念・努力・忍耐」の3指針を生命に刻む―

◇五十嵐本部牙城会委員長
広宣流布の牙城を守る人材育成の組織だから、『牙城会』がいい」。言論・出版問題の渦中にあった1971年、池田名誉会長(当時、会長)の提案を受け、男子部牙城会が結成され、その後、学生部本部牙城会が結成された。

世界青年会館と創価旭日会館に着任。かつて、池田名誉会長が牙城会に贈った「信念」「努力」「忍耐」の3指針を生命に刻み、任務に臨む。

無事故の着任を勝ち取り、自身が広布の人材へと成長するため、在団期間に「誓いの1世帯」の弘教をめざし、勇気の折伏戦を展開する。学会厳護の気概にあふれ、広布拡大の歩みを進める姿が燦然と輝く。

◇唱題の声は必ず十方に届く(学生部本部牙城会56期・山崎さん)

「青年・躍進の年」の勝利を心に期し、友人への弘教を決意しました。池田先生はいつも青年を励まし、希望を送り続けてくださいます。懸命な唱題に励むうちに、そんな池田先生への感謝が心にあふれました。

「何としても師のために戦いぬく真の弟子へと成長しよう!」

そんな時、学生部本部牙城会の一員になる機会が訪れました。師のもとで鍛えの青春を送るためにも、必ず拡大の実証を示そうと、さらなる前進を誓いました。

入卒式をめざし、弘教に奔走しました。各地を駆けめぐり、あらゆる友人との対話に挑戦しました。しかし、友人の都合から、なかなか対話の機会を持つことさえできません。

今こそ自身の壁を破るチャンスととらえ、「題目を唱え奉る音は十方にとずかずと云う所なし」(御書808-1御講聞書)との御金言を心に刻み、状況を動かそうと唱題に励みました。

徹して祈り、行動する中で、昨年から仏法対話を続けていた友人と会う機会ができました。題目への確信と、人生の師を持つ重要性を、全力で語りぬきました。その思いに友人も心を開き、入会を決意するに至りました。

「師の恩に報ずる戦いを」との一念こそ、自らの無限の力を引き出す要諦と実感しました。「知恩をもて最とし報恩をもて前とす」(御書491-15聖愚問答抄)との御聖訓のままに、学生部本部牙城会での薫陶を受けきり、不惜身命の実践に全力を尽くします!