第1回 妙法こそ絶対的幸福の道 

 わが師・戸田城聖先生は叫ばれた。
 「人材、人材の創価学会でいけ!」
 人材をつくる最重要の道は折伏・弘教である。
 折伏は、人を根本的に育てる。生命力を強くする。
 そして真実の平和と文化の花咲く社会をつくる直道は、結局、妙法を弘めることだ。
 いかなる善事よりも百千万億倍すごいと説かれている。
 折伏をすることが、なぜ、すごいか。その友を永遠に仏にしていけるからである。何があろうと絶対に壊れない、幸福の人生を、共々に歩める。だから功徳も大きい。
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 妙法をどれだけ弘めたか。
 その歴史は、後になるほど光る。
 人生、いろいろな思い出があるが、折伏が何よりの金の思い出となる。積極的に行動し、交流することだ。それが折伏に通ずる。
 御聖訓に『南無妙法蓮華経と我も唱へ他をも勧んのみこそ今生人界の思出《おもいで》なるべき』(御書467ページ)と仰せの通りだ。生命の法則に則った無上の行為であり、永遠不滅の思い出である。
 折伏は大変だけれども、大成長の因となる。苦しんだ分だけ、実は幸福なのである。
 仏の使いは、折伏しかない。折伏をやっている人は、仏になる。その人は、仏法の、また学会の「宝の中の宝」だ。最高に尊い折伏は本当にすごいことなのである。